鼻トラブルを引き起こす原因！アレルギー性鼻炎とは？

鼻水は、体にとって重要な役割を果たしています。
⇒鼻水の正体とその重要な役割とは？

しかし、なんらかの原因で鼻水が過剰に出てきたり、ネバネバの鼻水だったり、臭いのある鼻水だったりすることがあります。

この中でもサラサラの鼻水が止まらないっていう状態だったら、アレルギー性鼻炎が原因かもしれません。

アレルギー性鼻炎という言葉は聞いたことありますか？

まず、鼻炎というのは鼻に起きる炎症のことをいいます。
その中でアレルギーが原因の鼻炎を、アレルギー性鼻炎といいます。

では、アレルギーとはいったいどういうものでしょうか。

私たちの体は、外敵から守る力が備わっています。
そうでないと、ウイルスや菌やほこりやカビなど、体に害があるものを吸い込んでしまうとあっという間に病気にかかってしまいます。

さらに、病気にかかった後、体が全く抵抗しなければ、どんどん体が悪くなり、死んでしまうことになります。

　
実際は、病気になる前に外的から身を守るしくみが備わってますし、病気にかかっても、体の中でウイルスや菌などと戦って病気を治す力も備わっています。

そして、病気を未然に防ぐ機能を免疫機能といいます。

しかし、

この免疫機能が過剰に働いてしまうことがあり、これをアレルギー反応といいます。

そして、このアレルギーが鼻で働いてしまうことをアレルギー性鼻炎といいます。

アレルギー性鼻炎にかかってしまうと、

サラサラの鼻水が大量に出る

鼻の奥が腫れて、鼻づまりを引き起こす

発作的なくしゃみを連発する

というような症状が現れます。

体が悪くなっているわけでないのですが、これらの症状はとてもつらいですよね。

アレルギー性鼻炎には大きく２つの種類があります。

それぞれ、

季節に関係なく１年中起こるものを、「通年性アレルギー性鼻炎」

毎年同じ季節に起きるものを、「季節性アレルギー性鼻炎」。いわゆる「花粉症」。

といいます。
　

そして、それぞれ原因となるものが違います。

次回は、この２種類のアレルギー性鼻炎について、もう少し詳しく見ていきましょう。