風邪をひきやすくなる!?ドライノーズの恐ろしさとは
10月になって、すっかり涼しくなったこの頃ですね(当方大阪在住)
季節の変わり目は体が温度変化についていけず、体調を崩しやすくなります。
私の職場でも、体調不良で休んでいる人もちらほら。
そして寒くなってくると空気が乾燥して風邪をひきやすくなる、っていうのは一般的な話ですね。
でも、なんで風邪をひきやすくなるのか?
そもそも風邪をひく、というのは、
風邪のウイルスに感染してしまうことです。
寒くなり空気が乾燥すると、ウイルスが活発に動き回るので、感染の可能性が高まります。
さらに、疲労などで体の抵抗力が弱っていると、ウイルスに攻められやすくなり、結果、感染してしまう、ってことになります。
さて、その風邪ですが、ドライノーズが原因ということもあるんですよ!
ドライノーズとはいったい・・・
えっ、ドライノーズ?
聞き覚えがない人が多いかもしれません。
ドライアイはよく聞くけど、ドライノーズって何?って感じかもしれません。
ドライノーズとは、鼻の中の粘膜が乾燥する病気で、乾燥性鼻炎ともいわれています。
以下の症状があったら、ドライノーズを疑ってみたほうがいいかもしれません。
この中で思いあたるものがありましたか?
現在では3人に1人がドライノーズであるといわれています。
鼻がムズムズして、鼻をかみたいのにかめない感覚ってないですか?
そうなったときって、結構辛いですよね。
ただ、あまり病気として意識されず
「今日ちょっと鼻の調子が悪いなー」
とか、
「季節の変わり目だから仕方ない」
とか考えて、そのまま放置されることが多いと思います。
しかし、ドライノーズは鼻が乾燥している状態。
これはどういうことかというと、
本来、鼻が果たすべき機能が弱っていることになります!
これは、結構危険な状態なんですよね。
鼻が果たすべき機能って?
過去の記事↓でも述べてますが、
⇒鼻がムズムズで鼻くそが多い!ドライノーズとは?
鼻は、体を外敵から防ぐ機能を持っています。
人は空気を鼻や口から取り入れますが(取り入れないと死んでしまう・・・)
その際、空気中の目に見えないホコリや病原菌も一緒に吸い込んでいます。
そういう体に害があるホコリや病原菌が吸い込まれても、鼻がくしゃみを出したり、鼻水で洗い流したりして追い出しているのです。
それが、ドライノーズだと、鼻が乾燥している、つまり、鼻水の分泌が止まっている状態。
ホコリや病原菌が侵入してきても、鼻はこれを防ぎきれず、体の中に取り入れてしまいます。
病原菌を体の中に取り入れてしまうと、当然風邪をひく可能性が高まりますよね。
ドライノーズを防ぐには
繰り返しますが、ドライノーズは鼻が乾燥している状態です。
なので、
鼻を乾燥させないようにすることが、ドライノーズを防ぐことになります。
例えば、
- 部屋が乾燥しているなら、加湿器を使用する
- 外出するときは、湿らせたガーゼをマスクに挟む
- 市販のドライノーズスプレーを使う
などなど。
これからますます寒くなってきますが、鼻の調子をしっかり整えて、快適に日々を過ごしたいですね。