アレルゲンがないアレルギー!?寒暖差アレルギーとは?

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花粉やハウスダストなどのアレルゲンが周りにないのに、鼻の調子が悪くなることはありませんか?

いつも起きるわけではないけど、たまにすごく鼻の調子が悪い時があったりしませんか?

それって、もしかしたら寒暖差アレルギーかもしれません。

 

寒暖差アレルギーって何?

寒暖差、つまり温度差によって引き起こされるアレルギーです。
アレルギーと呼んでいますが、アレルゲンが原因ではなく、自律神経の乱れが原因と言われています。

別名「血管運動性鼻炎」ともいいます。

通年性アレルギー性鼻炎や花粉症と同じように、主に鼻水やくしゃみが生じます。

しかし、

目のかゆみが無いのが特徴です。

また、鼻の症状だけでなく、食欲不振や不眠など、精神的な症状があわられることもあります。

寒暖差アレルギーの原因とは?

寒暖差アレルギーの原因はいったい何でしょうか?

上でも書きましたが、アレルゲンが原因ではなく、

自律神経の乱れが原因

と言われています。

鼻粘膜の自律神経が乱れて、過剰に反応することで起きると考えられています。

アレルゲンが原因でないのだから、アレルギーという言い方はおかしいかもしれないですが、アレルギー性鼻炎と同じような症状を示すのでこのように言われたのだと思います。

別名で血管運動性鼻炎といいますので、こちらがより正しい言い方かもしれませんね。

 

ところで、先ほどから、出てきている言葉として、自律神経というものがあります。

自律神経って、よく聞くけど具体的にどんなものか分からないって方が多いとおもいます。

なので、自律神経について、簡単に説明しますね。

自律神経とは体の活動をコントロールしている神経のこと

私たちの体は起きていても寝ていても内臓は常に動き続けています
(止まったら生きていけませんよね)

ただ常に動き続けると内臓は疲れてしまいますので、この活動をコントロールしているのが自律神経です。

そして、自律神経には、昼間に活発になる交感神経、夜間に活発になる副交感神経があり、体が正常なときはうまくバランスを保っています。

しかし、

寒暖差が大きい状況になったとき、自律神経が対応できずバランスが乱れてしまいます。

また、自律神経が乱れるときって、寒暖差だけでなく、以下のような場合でも起こり得ます。

  • 寝不足や慢性的な疲れ
  • 精神的なストレス
  • 不規則な生活
  • タバコの煙
  • 飲酒

私も、お酒を飲んだ翌日はだいたい鼻の調子が悪いです。
おそらく、飲酒により自律神経のバランスがくずれた結果だろうと思います。

寒暖差アレルギーはどのように対策すれば良いのか

寒暖差アレルギーは自律神経の乱れが原因なので、

自律神経を整えることが必要です。

そのためには、

  • 適度に運動する
  • 睡眠をしっかりとる
  • ストレスを溜め込まない
  • バランスの良い食事をとる

といったことで、自律神経が整っていくでしょう。

寒暖差アレルギーだけではなくて、体調面で色々影響をおよぼす自律神経。
普段から自律神経を整えていくことを心がけたいですね。

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