鼻に大きな水ぶくれが!鼻茸とは?
鼻茸という言葉を聞いたことありますか?
「はなたけ」と読みます。
はなたけ??
あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
鼻茸とは、鼻の中の粘膜がきのこ状に水ぶくれになったものです。
鼻茸には形がいろいろあって、洋ナシの形だったり、釣鐘状の形だったりします。
そして色も赤かったりそうでもなかったりします。
また、鼻茸は鼻ポリープとも言われます。
ポリープと聞くと、がんを連想しますが、鼻茸が「がん」になることはないそうです。
芸能人の例では、2010年にロンブー田村が鼻ポリープ除去の手術で5日間の入院というニュースで話題になりました。
(ちょっと古いかな・・)
鼻茸の症状は鼻づまりが始まり
鼻茸になると、どのような症状になるのでしょうか。
鼻の中に水ぶくれがあるのだから、当然鼻の通りが悪くなります。
鼻の通りが悪いと鼻づまりが起きて、ひどくなると膿性の鼻水が出てくるようになります。
また、頭痛を伴うこともあります。
こうなると、ただでさえ鼻づまりで息苦しく、においが分かりにくい状態ですので、
生活の質は確実に下がってしまいます。
鼻茸はいきなりできることが多い
鼻茸の原因はこれといって特定はできないです。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、風邪に伴い発症するようですが、体質や環境にも原因があるようです。
鼻茸を治療するには?
鼻茸ができてしまったら、放っておくと悪化しますので治療しましょう。
軽度なら点鼻薬やネプライザーなどで鼻茸を小さくできます。
しかし、薬を続ける必要があり、少し負担がかかります。
根本的に治すには、ポリープの部分を取り除く手術を行います。
最近は内視鏡を用いた手術が主流で、以前と比べて負担も少なくなっています。
上記原因でも書きましたが、鼻茸はアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎に伴い発病することがあります。
ということは、鼻茸を手術で直しても再発する可能性もあります。
せっかく手術して治療したのに、再発したら最悪ですよね。
鼻茸の再発予防のために、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎も合わせて治療していきましょう。